西郷真央「苦渋の決断でした」昨年優勝大会欠場で罰金100万円 主催者にも相談「温かいお言葉をいただき感謝」
女子ゴルフの西郷真央(21)=島津製作所=は13日、HSBC女子世界選手権(3月2~5日、シンガポール・セントーサGC)に出場し、同週に開催される今季国内開幕戦で昨年自身がツアー初優勝したダイキン・オーキッド・レディース(沖縄・琉球GC)を欠場することについて所属マネジメント事務所を通じて以下の通りコメントを発表した。
「ディフェンディングチャンピオンでもあるダイキンオーキッドレディースを欠場することについては、初優勝させていただいた大会でもあり、とても思入れも深く、苦渋の決断でした。HSBC女子選手権への出場に関しては、主催者のダイキン工業様や琉球放送様にも事前にご相談させていただいた上で、私の海外への挑戦に対して井上会長からもとても温かいお言葉をいただきました。心から感謝をしております。シーズン開幕に向けて、引き続きゴルフと向き合って参ります」
西郷は昨季パナソニック・レディース優勝で得た出場資格により、HSBC女子世界選手権にエントリー。同週に開催されるダイキン・オーキッド・レディースを欠場することになった。これが日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)ツアー規定の第5章「出場義務」第25条の「JLPGAツアー競技優勝者の翌年度出場義務」に違反するため、罰金100万円を科される。
海外主要トーナメントに出場する場合は義務が免除されるが、協会関係者によると、昨年のパナソニック・レディース開催時点でHSBC女子世界選手権が海外主要トーナメントには当たらない旨が出場選手には通知されていたという。