タイガー・ウッズ 約7カ月ぶりの公式戦で3連続バーディー締め 「良い終わり方」

 「米男子ゴルフ・ジェネシス招待・第1日」(16日、リビエラCC=パー71)

 昨年の全英オープン以来、約7カ月ぶりの公式戦となったタイガー・ウッズ(47)=米国=は5バーディー、3ボギーの69をマークし、暫定27位と上々の立ち上がりを見せた。71で回った松山英樹は同56位、中島啓太は3オーバーの74で同101位と出遅れた。2021年大会覇者のマックス・ホーマとキース・ミッチェル(ともに米国)が64で暫定首位。日没のため9人がプレーを終えられなかった。

 コース上が熱気に包まれた。約7カ月ぶりに公式戦の舞台に戻ってきたウッズ。上がり3ホール連続でバーディーを奪う圧巻の締めくくりに、ギャラリーは“タイガーコール”の大歓声を響かせた。

 1アンダーで折り返した後半は10、12番で崩れて一時は後退。だが16番パー3で1・5メートルに絡めると、17番は7メートルをねじ込んだ。最終18番も2・5メートルを沈めて右腕を突き上げ、「良い終わり方ができた」とうなずいた。

 長いブランクから明けたばかりで余裕はない。「正しい場所に、正しい感触でボールを運ぼうとすることで頭の中はいっぱい」と振り返った。

 2年前の自動車事故で重傷を負った右足は昨年11月に筋膜炎を発症。以前と比べ、足首は細くなったという。ラウンド中も急勾配の坂では足を引きずるような姿を見せた。痛みはあるが「これから氷でしっかり冷やせば大丈夫。2日目に備える」。代名詞のタイガーチャージで復活Vを目指す。

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