「米男子ゴルフ・ジェネシス招待・最終日」（１９日、リビエラＣＣ＝パー７１）

　２６位から出たタイガー・ウッズ（米国）は、３バーディー、５ボギーの７３でスコアを二つ落とし、通算１アンダーで４日間の競技を終えた。ホールアウトした時点で暫定４４位。

　１番パー５で４メートルを沈めてバーディー発進。６７をマークした前日のようなチャージが期待されたが、思うようにはいかなかった。５番は１メートル半のパーパットを決められずボギー。８、９番はパーオンできずに、連続ボギーでスコアを落とした。

　それでも後半は１３番パー４でグリー右カラーから約１０メートルの第３打をパターで沈めてバーディー。１６番パー３はピン左２メートル弱につけるショットからバーディーと、どちらもボギー直後のバウンスバックで歓声を浴びた。

　７カ月ぶりの公式戦出場。２年前の自動車事故から復帰後、４日間７２ホールを戦い抜いたのは、昨年４月のマスターズ・トーナメント以来、２度目となった。プレー後の中継局インタビューでは今後の出場について「試合については分かりません。メジャーは出たいと思う。足の具合でどうなるかわからないが、メジャーは全て出たいと思う」と話した。