男子ゴルフ 時松隆光はミズノ・オープンに照準「全英の資格も欲しい」新ドライバーに手応え
男子ゴルフでミズノブランドアンバサダーの小林正則、武藤俊憲、小鯛竜也、時松隆光、平田憲聖の5選手が21日、東京都内で行われたミズノ「ゴルフ新製品発表会」に出席した。3月10日発売のゴルフクラブ「ST-X 230」「ST-Z 230」シリーズをPRした。
ツアー通算3勝で昨季賞金ランキング19位の時松は今季の目標について「優勝を目指して戦い抜きたい。(5月の)ミズノ・オープンも(予選を突破して)土日に社長にあいさつしたい」と話した。
昨季は「一番気合を入れていた」というミズノ・オープンで予選落ち。決勝ラウンドに進めず同社の社長にあいさつできなかったという。同大会で上位に入ると全英オープン出場権を得られる。「全英の資格も欲しいし、ミズノ・オープンで頑張りたい」と今季もターゲットに定めた。
昨年10月から使用している新ドライバー「ST-X 230」の手応えも十分。雨天時にフェース面でボールが滑る、フェードヒッター特有の悩みがあったが新ドライバーは「滑りの幅が確実に減った。どんな天気でも操作できる」という。
またソール部に採用された新機能「CORTECH CHAMBER(コアテック・チャンバー)」の効果で飛距離が平均5ヤードほどアップ。「打感が食いつく。僕の好きなムニュっとくっつく感じ」と気に入っている。
今オフは「年も取ってきたので例年よりトレーニングに取り組んでいる。飛距離アップだけでなく、けがをしない体作りのために」と時松。9月に30歳になる節目のシーズンで、2018年以来の4勝目を目指す。