「米女子ゴルフ・ホンダＬＰＧＡ・第１日」（２３日、サイアムＣＣ＝パー７２）

　２０２３年シーズンの自身初戦に臨んだ渋野日向子が前半を１バーディー、１ボギーの３６、イーブンパーで終えた。ハーフターン時点で暫定４４位。

　渋野は１番パー５から出て、第１打はドライバーで左ラフへ。フェアウエー右サイドにレイアップし、第３打をピン上６メートルにつけたが、下りのバーディーパットは届かなかった。４番パー３でボギーとしたが、８番パー３はピン右５メートルにつけて今季初バーディーを奪った。

　米ツアー本格参戦２年目へ向けて、このシーズンオフには２０２０年まで師事していた青木翔コーチに再び教えを請い、スイングの修正に取り組んだ。この２年間、再現性をあげるために取り組んできたスイングはトップの位置が低く、バックスイングも浅め。この日は、トップの位置が昨年までより少し高くなった印象だった。

　日本勢では１番スタートの笹生優花が１２番までを終えて５アンダーで暫定２位。アマチュアの馬場咲希（東京・代々木高）が折り返しの１番パー５でイーグルを奪い、１１ホールを終えて２アンダー暫定１１位につけている。