馬場咲希が通算7アンダーで20位に浮上 首位と5打差 笹生が8位、渋野50位 米女子ゴルフ
「米女子ゴルフ・ホンダLPGA・第2日」(24日、サイアムCC=パー72)
28位から出たアマチュアの馬場咲希(東京・代々木高)は6バーディー、2ボギーの68でスコアを四つ伸ばし、通算7アンダーで20位に浮上した。首位のタイ選手とは5打差。6位から出た笹生優花が6バーディー、2ボギーの68で、9アンダーの8位。初日首位の畑岡奈紗は72で伸ばせず、7アンダーで20位に落とした。岩井明愛が70、渋野日向子は71でともに3アンダーの50位。岩井千怜は68、古江彩佳は72でともに1アンダーの58位。
馬場は出だしの1番パー5で第2打をグリーン左のバンカーに入れるなどしてボギー発進。それでも3番パー4で下りの5メートルを沈めてバーディーを奪うなど、前半を2バーディー、2ボギーの36で折り返した。
後半は10、12番で伸ばすと、この日はピンまで262ヤードのティーを使った15番パー4で1オンに挑戦。グリーン左の木に当てて外したが、アプローチを50センチに寄せてバーディーを奪い、最終18番パー5もバーディーでフィニッシュした。
ホールアウト後の中継局のインタビューでは「ショットがきのうよりも感覚的によくなくて、初っぱなからボギーを打っちゃったり焦りもあった」と振り返った馬場。ボギー発進だった1番はパー5でバーディーも狙えるホールだけに「そこできょう一日の嫌な部分を全部使ったなと思うようにして切り替えた」という。
折り返しの10番でバーディーを奪い「アンダーパーに持っていけたのは大きかった。そこからは攻めるところは攻められた」と後半はボギーなしの4バーディー。3日目へ向けては「焦らずゆっくりと自分のペースでバーディーを取っていけたら」と終始落ち着いた表情で話した。