松山英樹 78で予選落ち確定的に 表情険し「安定性が全くない」

 「米男子ゴルフ・アーノルド・パーマー招待、第2日」(3日、ベイヒル・クラブ=パー72)

 日没のため2人がプレーを終えられなかった。前日35位の松山英樹(31)=LEXUSは78と崩れて通算5オーバーの149、暫定91位で予選落ちが確定的となった。2大会連続で予選を通過できなければ、米ツアーでは2016年以来となる。暫定首位は68と伸ばし、通算9アンダーの135としたカート・キタヤマ(米国)。2位のジョーダン・スピース(米国)が2打差で追う。

 決勝ラウンド進出が絶望的となった松山は「安定性が全くない」と厳しい表情だった。大会開幕前に首痛が再発。出場が危ぶまれた中、第1ラウンドは1アンダーの35位。さらなる上位を狙った第2ラウンドは「(初日に)できていたことができない」と78をたたいた。

 現状では「ショットもアプローチもパットも、全て迷っている」という深刻な状態。2年前に制したマスターズはあと1カ月。「良いところも少しはあったが、続けてできない。(迷いが)クリアになっていけば」と祈るように話した。

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