女子ゴルファー菅沼菜々 自身の「広場恐怖症」を説明「私の場合は公共の乗り物に乗ることが困難」
女子ゴルファーの菅沼菜々(23)が5日、自身のブログを更新。20年に公表した広場恐怖症について「まだ治っていないです」と明かし、あらためて症状を説明した。
22年シーズンは2度2位となるなど優勝まであと一歩だったが、トップ10フィニッシュは15回と抜群の安定感。メルセデス・ランキングも8位とトッププロの仲間入りを果たした。
一方で、今週から沖縄で開幕した「ダイキン・オーキッド・レディース」は欠場。菅沼は「私は病気(広場恐怖症)の都合で、2試合目の高知から出場させていただきます」とつづった。
20年に公表しているが、「病気について色々聞かれることがありますが、まだ治っていないです…」とあらためて説明。「まず、広場恐怖症ってなに???ってよく聞かれます。広いところがダメなの?広場がダメなの?と。そういうことでは無いのです。パニック障害の一種ですが、名前の由来は私も専門家じゃないのでよく分かりませんが。(笑)」とした。
具体的な症状についても、「色々な方がいらっしゃいますが私の場合は、公共の乗り物に乗ることが困難です。電車 飛行機 船 ヘリコプターなど…自力で外に出られない状況があると発作が起きます」と明かした。
日常生活に問題はないものの、「今は色々な治療法を試しています!克服するために頑張っていますが、なかなか良くなるのは難しくて、でも上手く付き合って、無理せず、できる限り頑張っていきたいと思います」と記述。「たくさんの方の協力があって今があります。本当にありがとうございます」と感謝をつづり、「早く克服できるように頑張ります」と前を向いた。
今年はJLPGAのブライトナーにも選出されるなど、女子ゴルフ界のホープとして期待されている。インスタグラムなども積極的に更新し、2月に投稿した私服姿の写真はその可愛らしさから「アイドル兼ゴルファーですね」と反響を呼んだ。