馬場咲希 国内自己ベスト66 宮里藍さん金言「振るゴルフ」で豪快1打差4位発進

 1番でティーショットを放つ馬場咲希
 ホールアウトし笑顔を見せる馬場咲希
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 「女子ゴルフ・Tポイント×ENEOS・第1日」(17日、鹿児島高牧CC=パー72)

 アマチュアの馬場咲希(17)=東京・代々木高2年=が6バーディー、ボギーなしの6アンダー。国内ツアーで自己最高の「66」をマークし、首位と1打差の4位と好スタートを決めた。ドライバーの飛距離は同組の稲見萌寧(23)=Rakuten=も驚くほど。憧れの先輩と慕う元世界ランク1位・宮里藍さんからの金言『振るゴルフ』を体現した。首位には稲見萌寧、上田桃子、蛭田みな美の3人が立った。

 1番パー5。残り245ヤードを3番ウッドを握って放った第2打で、いとも簡単にグリーンを捉える。8番パー5でも2オン2パットを決めるなど、馬場が豪快なスイングで初日から好スタートを決めた。

 「前半は良いリズムで回れた」と波に乗った。後半は停滞気味だったが、終わってみればボギーなしの6アンダーで4位につけた。自身の国内ツアーにおけるベストスコアを更新する66をたたき出した。

 トッププロも目を丸くした。一昨季の年間女王・稲見と、前週ツアー初優勝を果たした吉本と同組。ゴルフの違いはあれど、2人の実力者を差し置いてドライバーでガンガン飛距離を稼ぐ。9番パー4のティーショットでは全体1位の281ヤード。稲見は「とりあえず飛距離がやばかったです。ギャラリー感覚ですよね。『おお~』みたいな」と笑うしかなかった。

 大先輩から金言を授かった。2月中旬にサントリーとスポンサー契約を結んだこともあって、所属する宮里藍さんとは親密に連絡を交わす間柄だ。今月11日に横浜市内で行われたイベントで交流した際には、藍さんから「『振るゴルフ』というか『振って頑張って』」と言われたという。

 女子ゴルフ界を大きく盛り上げる存在となっても、馬場にとって藍さんは「雲の上の存在」。尊敬の念を抱く先輩のアドバイスを胸に、優勝までフルスイングで『振るゴルフ』を体現し続ける。

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