小祝さくらが始球式登板を熱望 一人野球動画が話題「イメージは大谷選手」地元は北海道「エスコンでやってみたい」
「女子ゴルフ・アクサ・レディース」(24日開幕、UMKCC=パー72)
小祝さくらが23日、プロアマ戦に出場するなどして最終調整した。日本中が侍ジャパンの歓喜に沸く中で、話題を呼んだのがインスタグラムに投稿された小祝が投げて、打って、走る“一人野球”動画。WBC人気の影響によるものかと思われたが、この日、本人は否定し真相を明かした。
ボールを投げるのは昨年から練習しているといい、その理由は「いつか始球式とか出てみたいというのがあって。その日のために練習してた」と明かした。ただ「何も呼ばれてもいない」とこれまで一度もオファーはないといい「いつでもできるという準備というか。やっぱり最低でも(捕手まで)届かせたい。意外と難しいと聞いた。マウンドも下っていて難しいと聞くので、イメージしながら練習してる」という。
始球式をしてみたいのは、地元の北海道北広島市にできた新球場。「投げるならエスコンフィールドでやってみたい」。自宅から車で10分ほどの距離で、すでに外観は何度も見ているのだという。
投球練習を始めた動機は始球式に出たいという思いからだが、投球フォーム自体はWBCの大谷翔平に影響を受けているという。「イメージは大谷選手。投げ方が一番かっこいい。WBCを見てあの投げ方がいいなと思って練習した」。動画ではそれなりに距離を投げているように見えるが、本人は「まだまだです」と納得していない。
「やっぱり全然強い球が投げられないので。WBCで大谷選手の投げるのを見て、自分と全然違うんで。ああいう投げ方になりたいと思う」と高い目標を口にした。