川崎春花が本領発揮!コロナで出遅れなんの67!首位発進「いいパッティングをすることにフォーカス」
「女子ゴルフ・アクサ・レディース・第1日」(24日、UMKCC=パー72)
川崎春花(19)=村田製作所=が6バーディー、1ボギーの67で回り、5アンダーで首位発進した。プロ2年目の今季開幕戦は、直前の新型コロナ感染で欠場し出遅れたが、ようやく本領を発揮し始めた。山内日菜子、藤田さいき、若林舞衣子、吉田優利も首位に並んだ。1打差の6位に小倉彩愛、竹田麗央、内田ことこ、山下美夢有、小祝さくら、浜田茉優。今季国内2戦目の西郷真央は3アンダーの12位につけた。
グリーン上で輝いた一日だった。4番でバーディーを先行させた川崎は7番から3連続。特に9番パー5は下の段からの12メートルを沈め、「長いのだったりミドルパットが入ってくれた」と67のラウンドを振り返った。
前週までは打ち切れずに3パットしたりと「もったいないのが多かった」。串田雅実キャディーの助言でカップに入れる意識を捨て、ペットボトルを狙って打つ練習に取り組んだ今週。「いいパッティングをすることにフォーカスしていた。それがハマった」。
昨季は日本女子プロ選手権での初優勝など2勝。今季は開幕戦直前に新型コロナに感染し「全然、焦りました」。自身初戦となった翌週は予選落ちし、前週も52位。出場3戦目でようやく目の前のプレーに集中できるようになってきた。
2日目へ向けては「新たな気持ちで自分の決めたことをやり抜くよう頑張りたい」。スコアでなく、いいショット、パットをすることに集中すれば結果はおのずとついてくる。