比嘉真美子 会心イーグル!1打差2位浮上 4年ぶりVへ「自分のリズムで回れたら」
「女子ゴルフ・アクサ・レディース・第2日」(25日、UMKCC=パー72)
12位から出た比嘉真美子(29)=TOYO TIRE=が1イーグル、5バーディー、2ボギーの67でスコアを五つ伸ばし、通算8アンダーで首位と1打差の2位に浮上した。最終日に2019年以来の6勝目を目指す。68で9アンダーに伸ばした川崎春花が単独首位。山内日菜子は比嘉と2位で並んだ。3打差の5位に金沢志奈、浜田茉優、若林舞衣子。4打差の8位に上田桃子、山下美夢有ら5選手がつけた。
会心のイーグルだ。比嘉が10番パー5の残り220ヤードの第2打を5番ウッドでピン左手前へ。6メートルを沈めて右拳を突き上げた。「何球か曲げる場面もあったがトータル的には気持ちよく振れていた」と五つ伸ばしたラウンドを振り返った。
10代で2勝した通算5勝の実力者も、昨季は33試合に出場し予選通過は2度の絶不調。「10年くらいやってきて、コロナ禍もあり、なかなか気持ちが上がっていかなかった」
昨秋から男子ツアーでも活躍した井上忠久プロにコーチしてもらい、ゴルフ理論などを語り合うことで第一線で戦う自分を取り戻してきた。「コースと向き合って過ごし、自分のリズムで回れたらいい結果が待っていると思う」。4年ぶりの復活Vを狙う。