男子ゴルフ 中島啓太「いつか2人で対談したい」日体大同級生の日本ハム・矢沢にメッセージ

 13番グリーン奥でアプローチする中島啓太
 14番のティーショットを放つ中島啓太
2枚

 「男子ゴルフ・東建ホームメイト・カップ」(30日開幕、東建多度CC名古屋=パー71)

 今春、日体大を卒業した中島啓太が28日、公式練習に臨み18ホールをラウンドした。2年ぶりに出場する大会へ向けて「いいペアリングだと思うし、優勝を目指して頑張りたいと思う」と意気込んだ。

 予選ラウンドは大学の1年先輩の河本力と、同学年で同じくこの春に東北福祉大を卒業した蟬川泰果との組み合わせ。いずれも若い優勝経験者で飛距離が注目されるが「確実に置いていかれると思う」と苦笑い。「キャディーさんとマネジメントを信じてプレーしたい」と話した。

 年明けからすでに米男子ツアー3試合に出場。そのうち2度は予選落ちで、帰国後の1カ月間で「見つめ直す時間があった」という。取り組んだのはショートゲーム。特にグリーンを外した後に確実にパーセーブできる距離に寄せられず、そこで落とした1、2打が決勝ラウンド進出への明暗を分けたからだ。

 17日の大学の卒業式では仲のいいプロ野球・日本ハムのドラフト1位、矢沢宏太投手とも再会。それぞれの世界で活躍し「いつか2人で対談したい」という夢を実現するためにも、開幕ダッシュを決めてみせる。

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