石川遼「課題に向き合いながらコツコツと」「信念を持つことが大事」30日に今季開幕戦
「男子ゴルフ・東建ホームメイト・カップ」(30日開幕、東建多度CC名古屋=パー71)
昨季2年ぶりの通算18勝目を挙げた石川遼は29日、インの9ホールを練習ラウンドした。開幕戦へ向けて「目標はあまりない。自分のやっていること、試合でやりたいことは細かくある。そことの戦い。自分の課題に向き合いながらコツコツとやっていって、その先に結果につながる。結果を出すために必要なことをやっていきたい」と話した。
オフ期間は「ずっとトレーニングと練習ばかりで表に出てない感じ。謎だったと思う(笑)。特にかわりばえのない日々だった」という。18ホールのラウンドも3月に入ってからで、試合は前週に2日間大会の岐阜オープンに出場しただけ。
スイング改造に着手してから3年が経過したが、今も「種をまいたり、耕したりという時期だとは思っている」。それでも昨季の三井住友VISA太平洋マスターズ優勝で「さらに自分のモチベーションが上がる形になった」と方向性が間違っていないことや、進化は実感している。
「体調はすごくいい。ゴルフの調子はそんなに悪くないと思う。1年間を通して全体的に次のレベルに行けるようにというのが今年の目標」と石川。「ずっと同じことをやり続ける。信念を持っていることが大事」と話した。