松山英樹「まだ不安定」6打差12位 手応えと不安が入り交じる
「米男子ゴルフ・テキサス・オープン・第3日」(1日、TPCサンアントニオ=パー72)
第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、松山英樹(31)=LEXUS=は第3ラウンドで5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算6アンダー、210で12位となった。首位とは6打差。小平智は第3ラウンドを73で回り、通算1オーバーで55位。パトリック・ロジャーズ(米国)が単独トップ、1打差にコーリー・コナーズ(カナダ)がつけた。
前半の松山は3連続を含む4バーディーと好調だった。後半はややブレーキがかかったが、イーブンにまとめて12位に浮上。「かなり良くはなってきているが、まだ不安定」と手応えと不安が入り交じった様子だった。
2月中旬からは米ツアーで約7年ぶりに出場2試合連続で予選落ちを味わい、首痛も発症。続くプレーヤーズ選手権では上位争いに加わり今季最高の5位に入ったかと思うと、先週は首の痛みで棄権と成績も乱高下が続いている。
出場に踏み切った今大会も「首のことも気にしながら」と打ち明ける。それでも「思い切り打っているかというとそうでもないが、いいスイングができていたらいい」と徐々に調子を取り戻しているようだ。