松山は1アンダー発進 FWキープ率100%もアイアンに納得いかず「縦距離がずれている」 マスターズ初日
「米男子ゴルフ・マスターズ・第1日」(6日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)
松山英樹(31)=LEXUS=は2バーディー、1ボギーの71で回り、ホールアウト時点では首位と6打差の暫定20位前後で初日を終えた。
前半はまずまずの滑り出しを見せた。2番パー5では2オンに成功すると、2パットで初バーディー。左ドッグレッグの9番パー4ではフェアウエーからの第2打をピン左3メートルに絡めて、スコアを伸ばした。
しかし、折り返して後半はチャンスを作るも生かせず。11、12番と10メートル超えのロングパットが惜しくも外れると、35ヤード延長された13番パー5は「刻んだ方がチャンスにつけれるかなと思ったんで、その通りいった」とセカンドショットを残り229ヤードから刻んで2打で1・5メートルにつけるも「パッティングがもったいなかった」と2パットでチャンスを逃した。
18番パー4では、グリーン手前フェアウエーから第3打のアプローチがカップを越えて、3・5メートルにオーバー。返しのパットも外れて初ボギーをたたいた。
フェアウエーキープ率は100%とティーショットは安定感抜群だったが、アイアンショットは「縦距離がずれてるところもたくさんありましたし。そこらへんはちょっと改善しなきゃいけないなという感じ」と納得いかず。心配された首の状態は痛みをみせるそぶりはなし。午後スタートの2日目は雨予報だが、「スタートできるかどうかわからないですけど、できるように準備して頑張りたい」と意気込んだ。