タイガー・ウッズ 苦戦54位発進も大歓声 2カ月ぶりの大会出場「巻き返したい」
「米男子ゴルフ・マスターズ・第1日」(6日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)
65をマークした世界ランク3位のジョン・ラーム(スペイン)ら3人が首位に立った。タイガー・ウッズ(47)=米国=は74で回って54位。
大会5勝を誇るレジェンド、ウッズは3バーディー、5ボギーの74で回った。5、7番のパー4で3パットのボギーをたたき、32パットとグリーンでも苦戦。約2カ月ぶりに大会に出場し「序盤はパッティングであまり良いスピードが出なかった」と振り返った。
それでも、8番パー5で初めてのバーディーを奪うと、15番では8メートルを沈めて2つ目のバーディー。16番でもバーディーを奪うと、大歓声を浴びた。
2021年2月の自動車事故で右足に重傷を負った。プレー中はストレッチをする姿も見られ、競技後は「痛い」と率直に話した。首位とは9打差、54位と苦しい状況にあるが「終盤でショットは上向いた。何としても巻き返したい」と闘志を燃やした。