プロ初戦の宇喜多飛翔 いきなり首位タイ L字パター好調「ほぼ入ってくれる」

 「男子ゴルフ・関西オープン・第1日」(13日、泉ケ丘CC=パー71)

 プロ転向初戦の21歳、宇喜多飛翔(大阪学院大4年)が8バーディー、1ボギーの64で回り、永野竜太郎と並んで首位に立った。1打差の3位に山田大晟とディラン・ペリー(オーストラリア)が続いた。石川遼、蟬川泰果、中島啓太は69で19位スタート。開幕戦優勝の今平周吾は73で99位と出遅れた。

 プロ転向後のツアー初戦で初日に64を記録、トップに立った宇喜多は満面の笑みでクラブハウスに戻ってきた。大阪学院大に籍を置く学生プロは「いいゴルフができた」と白い歯をのぞかせた。

 10番からスタートし、前半9ホールで6バーディー。今週から使用したL字形パターの感触が良く「グリーンに乗せれば、ほぼ入ってくれる」と、3~7メートルほどの距離を小気味よく沈めていった。

 8月に日本学生選手権を制し「1年でも早くプロになった方が自分の成長につながる」と男子ツアーの最終予選会を経て12月にプロ転向を宣言した。日本ゴルフツアー機構発足の1999年以降で、日本選手のプロ転向後最短優勝は松山英樹の2試合目。デビュー戦での初勝利へ「自分のペースで次につながるゴルフをしたい」と平常心を強調した。

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