永久シード・不動裕理が失格 ゴルフ規則3.3b(3)「ホールの間違ったスコア」で 478試合目で初

 「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ・第2日」(5日、茨城GC西C=パー72)

 ツアー通算50勝の永久シード選手、不動裕理が第1ラウンドで失格となった。ゴルフ規則3・3b(3)「ホールの間違ったスコア」のため。プレーヤーがホールについて間違ったスコアカードを提出し、実際のスコアよりも少ない場合、そのプレーヤーは失格となる。今大会がプロとして478試合目の出場だった不動の失格は初めて。

 不動は4日の第1ラウンドをホールアウト後、18番ホールの実際のスコアは「5」であったところを「4」と記入して提出した。

 この日の第2ラウンドスタート前に、10番ティーイングエリアでキャリングボードのトータルスコアが自分の認識と異なっていたため不審に思い、競技委員を要請。競技委員が第1ラウンドのスコアカードを持って11番ホールで不動に再度確認したところ、第1ラウンドの18番ホールのスコアを「5」でなく「4」と記入していたことに気づいたという。

 不動の第1ラウンドの成績は81の9オーバー、106位タイとされていた。

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