松山英樹 通算5オーバーで29位 ケプカ3度目の優勝 自虐的「平凡な位置で終わった」

 「米男子ゴルフ・全米プロ選手権・最終日」(21日、オークヒルCC=パー70)

 前日20位の松山英樹(31)=LEXUS=は2バーディー、4ボギーの72とスコアを落として通算5オーバーで29位だった。71の星野陸也は通算11オーバーで62位、78の比嘉一貴は20オーバーの76位。ブルックス・ケプカ(米国)が9アンダーで4年ぶり3度目の優勝を果たした。メジャーでは5勝目でツアー通算9勝目。

 松山は大会を通して見せ場が少なく「優勝争いも何もせずに平凡な位置で終わった」と自虐的に笑った。1番が誤算で約6メートルのバーディーパットに続き、返しも外して3パット。「全て台無し。メンタル的にもきつくなった」と気落ちした。

 4月のマスターズ終了後、首の治療で日本に一時帰国して迎えた復帰2戦目。体に不安なくプレーできたのが数少ない収穫で「ショットは良くなってきたので、練習すれば安定してくる」と今後に期待していた。

 ケプカは18番で最後のパットを沈めると何度も拳を握り締め「この勝利は本当に特別」と感情をあらわにした。2、3番で伸ばし、4番も2・5メートルのパットを沈めて3連続バーディー。勢いに乗って逃げ切った。昨年からサウジアラビアの政府系ファンドが支援するLIVゴルフでプレー。米国で勝てないからとやゆされたこともある。今季はマスターズで2位。「あの日学んだこと。それは誰にも教えない」とトロフィーを抱き締めた。

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