金谷拓実 圧巻11バーディーで首位発進 2週連続Vへ「やることは変わらない」
「男子ゴルフ・ASO飯塚チャレンジド・第1日」(8日、麻生飯塚GC=パー72)
前週のBMWツアー選手権森ビル杯で国内三大大会初制覇を果たした金谷拓実(25)=Yogibo=が11バーディー、1ボギーの62をマークし、首位発進した。50歳の宮本勝昌と阿久津未来也が2打差の2位につけた。65で回った大堀裕次郎と木下稜介、幡地隆寛が4位で並んだ。石川遼は61位、前年大会優勝の池村寛世は125位と出遅れた。
ビッグタイトルを手にした前週の勢いそのまま、金谷が自己ベストを2打更新する62で回り、これ以上ないスタートを切った。雨が降りしきる悪条件を感じさせず首位に立ち「自信を持って臨めている」と満足感をにじませた。
ショットがさえ、フェアウエーをほとんど外さなかった。10番からのインスタートで前半に六つ伸ばし、5番で初ボギーをたたいても「あまり変わることなくプレーできた」と、9番では4メートルを沈め、圧巻の自己最多11バーディーで締めた。
以前よりも練習量を減らしたことが好調につながっている。勝手を知るコースも増え、月曜日から回ることが少なくなった。前日7日は軽く体を動かし「たくさん昼寝をした」という。初の2週連続優勝に向け「やることは変わらない」と落ち着いた口調で話した。