松山英樹が暫定51位浮上 69で通算1オーバー 復調手応え「パット改善ならビッグスコアも」 全米オープン第2日

 8番でバーディーパットを外した松山英樹。通算1オーバー(共同)
 通算1オーバーでホールアウトする松山英樹(右)=共同
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 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・第2日」(16日、ロサンゼルスCC=パー70)

 83位で出た松山英樹は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69でスコアを一つ伸ばし、通算1オーバーで2日目を終えた。ホールアウト時点で暫定51位。中継局のインタビューで「苦しい展開になったが、明日、明後日がありそうな雰囲気なんでよかったなと思う」と振り返った。

 出だしの10番パー4で6メートルの下りを沈めてバーディー発進すると、12番パー4も5・5メートルの下りスライスを読み切ってバーディー。「いいパットが入ってくれたのでスムーズにできるかなと思った」というが長くは続かなかった。

 15番パー3は第1打を手前3メートルにつけたが、バーディーパットはカップのふちで止まった。17番パー4は1・5メートルのパーパットがカップの左を通り過ぎこの日初めてのボギー。「よくなりそうなきっかけが昨日が終わった後から、きょうの14番ぐらいまであった。その後はなかなか思うように打てなくなった」とパッティングが徐々に乱れた。

 ティーショットも後半に乱れた。前半は全7ホールでフェアウエーをキープしたが、後半は5番パー4で第1打が左の深いラフへ。脱出するだけの2打目もフェアウエーを転がって右のラフに入り、第3打もグリーン手前の深いラフへ。結局、4オン2パットのダブルボギーとした。

 最終9番パー3はピン左1メートルにつけてバーディーで締め、予選通過圏内へ。「すべての精度がすごく悪いんで少しでも改善できたら。特にパッティングが改善できたら、ビッグスコアも出せるんじゃないかなと思う」と話した。

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