石川遼「かなり苦しかった」通算2オーバー、49位でギリギリ予選通過 全米オープン第2日

 11番でバーディーを決める石川遼(共同)
 11番でバーディーを決め喜ぶ石川遼(共同)
 11番でバーディーを決め笑顔を見せる石川遼(共同)
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 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・第2日」(16日、ロサンゼルスCC=パー70)

 25位で出た石川遼は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの73とスコアを三つ落とし、通算2オーバーの49位で決勝ラウンドに進んだ。中継局のインタビューでは「なんとか残り2日間、プレーできそう。本当に全てがいい感じでできなかったのでかなり苦しかった中で、最終ホールも狙ったところに乗せられたのが次につながる」と振り返った。

 インスタートから11番パー3で18メートルの長いパットを決めてバーディーが先行。その後13、16、17番をボギーとしたが18番パー4で9メートル、折り返しの1番パー5も5メートルを沈めて連続バーディーとし、スコアを戻した。

 2番パー4は第1打を左に曲げ、レイアップからの第3打もグリーンに乗せられずダブルボギー。「80ヤードからトップしてしまった。58度のウエッジの入れ方というか技術的なミス。そこはすごく今日は痛かった」。5番パー4もボギーで予選通過ライン上の2オーバーに落としたが「最終的にはショットとパットで我慢することができた」と、残り4ホールをすべてパーで切り抜けた。

 日本勢では67で回った永野竜太郎が通算2アンダーの12位、桂川有人が71でイーブンパーの30位、松山英樹が69で1オーバーの39位で決勝ラウンドへ進んだ。初日首位のリッキー・ファウラー(米国)が68で二つ伸ばし、通算10アンダーで単独トップ。1打差の2位にウィンダム・クラーク(ともに米国)、8アンダーの3位にロリー・マキロイ(英国)とザンダー・シャフフェレ(米国)がつけた。49位タイまでの65人が決勝ラウンドに進んだ。

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