「日本一曲げない男」稲森佑貴、猛チャージ 首位と3打差V圏内6位浮上

 「男子ゴルフ・ハナ銀行招待・第3日」(17日、千葉夷隅GC=パー73)

 21位から出た稲森佑貴(28)=国際スポーツ振興協会=が7バーディー、1ボギーの67をマークし、首位と3打差の6位に浮上した。2週連続優勝を狙う中島啓太が5バーディー、1ボギーの69で回り、通算15アンダーで張棟圭(韓国)とともに首位に立った。初日からトップだった佐藤大平は通算13アンダーで5位に後退した。

 ツアー通算4勝を挙げている稲森が、猛チャージで優勝圏内に入ってきた。前半の5バーディーは全て2~4メートルを沈め「パットが入ってくれて、いいゴルフができた」と笑顔で振り返った。

 「日本一曲げない男」と呼ばれる。昨年はフェアウエーキープ率で歴代最高記録を塗り替える78・66%をマーク。7季連続1位に輝いたが、前日はドライバーが絶不調。「マイナス100点。引退した方がいいくらい」と落ち込んでいたが1日で修正し、好ラウンドにつなげた。

 最終18番(パー5)では強いフォローの風が吹き「攻めてバーディーを取っておかないと置いていかれる気がした」と2オンを狙い、見事に七つ目のバーディー。最終日へ「自分が納得できるゴルフをしたい」とチャンスをうかがう。

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