松山英樹は67で通算2アンダー 暫定19位でホールアウト「チャンスを作れているところはあった」全米OP第3日

 通算2アンダーの松山 
 10番でバーディーを決め、拍手に応える松山
 4番でラインを読む松山 
3枚

 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・第3日」(17日、ロサンゼルスCC=パー70)

 39位で出た松山英樹が6バーディー、3ボギーの67でスコアを三つ伸ばし、通算2アンダーで終えた。ホールアウト時点で暫定19位。中継局のインタビューでは「ティーショットはあまりうまくいかなかったが、チャンスを作れているところはあったし、それを決めきれたところはよかった。後半になって少しバタついたので、明日はそこを改善できれば」と振り返った。

 出だしからショット、パットともに好調。3番パー4で残り110ヤードの第2打を1メートル弱につけてバーディーが先行した。4番パー3も左2・5メートルにつけて連続バーディー。6、8番でも伸ばし、前半を4バーディー、ボギーなしの31で通算3アンダーとして折り返した。

 後半も10番パー4で第2打を50センチにつけてバーディーが先行。この後、ティーショットが乱れて11、13番をボギーとしたが、短いパー3の15番は3・5メートルを沈めてバーディーを奪い返した。第1打を右に曲げた17番パー4もボギーとしたが、最終18番パー4はパーをセーブした。

 ティーショットの改善点については「スイング的な問題だと思う。アイアンは良かったり悪かったりしているが、少しでもアイアンのように振れるようになったら安定していけるかなと思う」と分析し「まず1番ホールでフェアウエーに打ちたい」と苦笑いした。

 1番は初日は左バンカー、2日目とこの日は右に曲げ一度もフェアウエーをキープできていない。最終日へ向けては「フロントナインは最低でも今日のようなプレーができないといけない。後半もその流れでできるように準備したいと思う」と意気込んだ。

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