「無名のナガノ」から飛躍 永野竜太郎は20位「自分のゴルフを出せた」全米OP最終日
「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・最終日」(18日、ロサンゼルスCC=パー70)
8位で出た永野竜太郎は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75でスコアを五つ落とし、通算1オーバーで20位に終わった。世界の大舞台で上位争いを経験し、中継局のインタビューでは「すごく充実していたし、いい1週間だった。4日間をトータルで見れば、うまく自分のゴルフを出せた方だと思う」と振り返った。
5番パー4でボギーが先行すると、前日までスコアを伸ばしてきたパー5の8番でダブルボギー。9番パー3もボギーで前半だけで四つスコアを落とした。後半は12番パー4でバーディーを奪ったが、来年の出場権を得られる10位以内はならなかった。
大会前の世界ランキングが522位で、日本ツアーでも未勝利。「無名のナガノ」の活躍は海外メディアからも注目を集めた。今後の目標については「今週は今日で終わった。また来週、日本に帰って試合があるので、それに向けていい準備をしたい」と話した。
日本勢では松山英樹が75で回り通算3オーバーの32位。桂川有人は74で9オーバーの58位、石川遼は74で14オーバーの63位だった。
首位タイで出たウィンダム・クラーク(米国)が70で回り、通算10アンダーでメジャー初優勝を果たした。1打差2位はロリー・マキロイ(英国)、3打差3位がスコッティ・シェフラー(米国)。