「男子ゴルフ・プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品・第１日」（２２日、西那須野ＣＣ＝パー７２）

　２１年大会覇者の片岡尚之に河本力、杉本エリックの３人が、６４をマークして首位に並んだ。１打差の４位に大槻智春と小林伸太郎が続いた。前年優勝の稲森佑貴は６８で回り、中島啓太、石川遼らと並んで１７位発進。永野竜太郎は７１で５３位スタートとなった。

　河本が抜群の飛距離を生かしトップ発進を決めた。見せ場は右ドッグレッグの１１番パー５。ドライバーでの第１打は右の林のはるか上を越えて３５０ヤード先のフェアウエーまで届き、第２打は９番アイアンでピン手前４メートルに２オン。イーグルは逃したがバーディーで勢いに乗った。日体大の１学年後輩、中島の活躍に触発されており「僕もようやく良くなってきたので、いい勝負ができれば」と先輩のプライドをのぞかせた。