女子ゴルフ イ・ボミが涙 関東ラストマッチで予選落ち「急にいい感じにはならない」
「女子ゴルフ・アース・モンダミン・カップ・第2日」(23日、カメリアヒルズCC=パー72)
132位で出たイ・ボミ(韓国)が1バーディー、4ボギーの75でスコアを三つ落とし、通算9オーバーの134位で予選落ちした。今季限りでの日本ツアー引退を表明しており、これが関東では最後の試合。「ショットは完璧ではなく、悪い流れがつながった。でもいいコースで、いい選手たちと一緒に回ることを感謝してラウンドしたので、楽しい一日だった」と振り返った。
この日は出だしの1番パー5でバーディー発進。「期待したけど、急にいい感じにはならない。でも、うまくいくんじゃないかというものは分かった。これから3カ月間練習して、残り2試合は決勝ラウンドでプレーしたい」と10月に出場を予定するスタンレー・レディースと延田グループ・マスターズGCレディースを見据えた。
その後、大会主催者のアース製薬がサプライズでセレモニーを開催。花束や記念品を贈られてねぎらいと感謝の言葉をかけられ、涙をこぼした。
イ・ボミは2015、16年に今大会を連覇しており、その両年とも賞金女王に輝いた。「本当に15、16年の優勝は私の中で一番うれしかった試合。優勝で私のゴルフが成長したし、今の私がいる。セレモニーまでしていただいて、本当に忘れない。本当に感動した。このサプライズに感謝したい」と話した。