申ジエが優勝 岩井明愛とのプレーオフ制す 亡き祖母に捧ぐ今季2勝目「見てくださいと」永久シードまであと2勝

 岩井明愛(左後方)とのプレーオフを制しガッツポーズを決める申ジエ(撮影・開出牧)
 18番、バーディーパットを外し悔しがる岩井明愛(撮影・開出牧)
 申ジエ(手前)とのプレーオフに敗れ、抱き合って健闘をたたえ合う岩井明愛(撮影・開出牧)
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 「女子ゴルフ・アース・モンダミン・カップ・最終日」(25日、千葉県袖ケ浦市・カメリアヒルズCC=パー72)

 4位で出た申ジエ(韓国)が4バーディー、ボギーなしの68でスコアを四つ伸ばし、通算13アンダーで並んだ岩井明愛とのプレーオフを制して優勝した。開幕戦のダイキン・オーキッド・レディース以来の今季2勝目は、日本ツアー会員として28勝目、米ツアーを兼ねたものなどを含めると日本での30勝目となった。

 18番パー5でのプレーオフ1ホール目。フ残り85ヤードを54度のウエッジで放った第3打は、ピン奥からカップをかすめて1メートル強につくスーパーショットとなった。バーディーを奪って岩井明を振り切った。

 5月末のリゾートトラスト・レディース開幕直前に祖母のキム・ギリムさんを亡くし、大会後に大粒の涙をこぼした。この日、優勝スピーチで「おばあさんが今週の試合前に夢に出てきて応援してもらった。最後のバーディーパットも、おばあさんに見てくださいと考えながらプレーした」と明かした。

 日本ツアー会員としての30勝すれば永久シードの資格を得られる。「こんな素晴らしい大会で優勝できて、本当に自信が上がった。永久シードまで残り2勝。頑張ります」と宣言した。

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