笹生優花が1打届かずも大健闘の2位「いい1週間だった」 全米女子プロゴルフ選手権

 ホールアウトし、記者のインタビューに応じる笹生優花
 1番でグリーン手前からパットを放つ笹生優花
 18番でピンそばに寄せ、ギャラリーの拍手に応える笹生優花
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 「米女子ゴルフ・全米女子プロゴルフ選手権・最終日」(25日、バルタスロールGC=パー71)

 2021年の全米女子オープン以来のメジャー2勝目を目指し、8位から出た笹生優花(22)=フリー=が6バーディー、1ボギーの66をマーク。猛チャージで通算7アンダーに伸ばし、首位と1打差とわずかに及ばず2位に終わった。

 前半は7番でバーディーとしたものの、静かな出だし。折り返し直前の9番終了後に、雷雨接近で一時中断となり、そこから流れは変わった。10番でチップインバーディーを奪うと、12、13番とスコアを伸ばし、15番でロングパットを決めて首位に並んだ。

 しかし、16番パー3はティーショットをバンカーに入れてボギー。それでも、最終18番パー5。左バンカーからの第3打はグリーンの傾斜をつたい、1メートル未満に寄せる好アプローチを見せ、バーディー締めでクラブハウスリーダーとなった。

 後続の殷若宁(中国)に逆転され、メジャー2勝目は逃した。それでも、ホールアウト後は中継局のインタビューに応じ、「ヒストリーがあるゴルフ場で1週間ラウンドできた。先輩たちと楽しくゴルフをできた。いい1週間だった」と明るい表情。最終日の猛チャージに「1週間の中で一番良かったかなと思う」と振り返った。

 次戦は2年前に優勝している全米女子オープン。今年は名門リンクスのペブルビーチで行われるが「1週間空くので、しっかり休んで準備したい」と次を見据えた。

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