畑岡奈紗が単独首位 悲願のメジャー初制覇へ「やることは変わらない」 全米女子オープン
「米女子ゴルフ・全米女子オープン選手権・第3日」(8日、ペブルビーチ・リンクス=パー72)
5位から出た畑岡奈紗が6バーディー、ボギーなしの66でスコアを六つ伸ばし、通算7アンダーで単独首位に立った。1打差の2位にアリセン・コーパス(米国)。
畑岡は1番パー4で第2打をピン左2メートルにつけてバーディー発進。6番パー5ではバンカーから第3打を1メートルにつけてバーディーとし、二つ伸ばして後半へ向かった。
折り返しの10番パー4は奥から下りの7メートル沈めると、13番パー4も下りの6メートルを沈めてバーディー。16番パー4はグリーン奥ラフから12メートルの下りスライスのアプローチを決めてバーディーとしガッツポーズ。17番パー3も4メートルを沈めて連続で6個目のバーディーを奪った。
ホールアウト後は公式会見に臨み「きょうは予選2日間に比べて風が強い一日ではあったが、気温が高かったでのうまく体も動いてくれて、狙った通りのボールがたくさん打てたと思う」と振り返った。
2021年は笹生優花とのプレーオフに敗れ2位。悲願のメジャー初制覇まであと1日。「2年前とは最終日、また違った状況で迎えるとは思う。やることは変わらず、本当に18ホールを私とキャディーとでしっかり話し合って楽しくプレーすることだと思う。うまくそれができればなと思う」と話した。