女子ゴルフは54ホールの短縮競技に 遅いスタート時間が裏目か JLPGA理事「夕方ライブでプレーを見せたい」と説明

 雨でサスペンデッドとなり、引き揚げる小滝水音(右)
 雨でサスペンデッドとなり、引き揚げる小祝さくら
 午後3時現在雨脚が強くなり中断中
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 「女子ゴルフ・大東建託いい部屋ネット・レディース・第3日」(22日、ザ・クイーンズヒルGC=パー72)

 午後から降った強い雨の影響で午後0時50分に競技中断となり、約3時間の中断後、天候の回復が見込めないため第3日はサスペンデッドに。54ホールの短縮競技となった。

 第3ラウンドは第1組が午前9時35分からのスタートで、1番ホールからの1ウエー方式を採用。想定外の大雨とはいえ、長時間の競技時間が掛かるスタート方式が裏目に出て全組ホールアウトできず、最終組に至ってはスタートもできていない状況となった。JLPGA副会長で大会担当理事の寺沢範美氏は突然の豪雨については「想定してないです」と話し、「ピンポイントの天気は大会側で取っていて、信頼度が高い天気予報。コース付近の雷雨の可能性は低くゲリラ豪雨もないと出ていた。関係各所と協議して1ウエー、9時半とさせて頂いた」と説明した。

 報道陣に2ウエー方式をとらなかったことは、どこの意向かと問われると「主催者様と弊協会、あとテレビ局さんと関係各所で協議して。お客さんのために、色んな選手を見てほしいというところで1ウエーですし、全国のテレビを見てらっしゃる方々に、夕方ライブでプレーを見せたいというところ。それで協議してこの時間になっております。なので、昨日の予報で悪い予報だったらこの時間にしていない。2ウエーで早い時間のスタートももちろん協議していました。1ウエーで時間も早いという措置にしました」と説明した。

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