男子ゴルフ 松山英樹は17位浮上も「伸ばしきれず残念」首位と10打差で最終日へ 全英オープン
「男子ゴルフ・全英オープン選手権・第3日」(22日、ロイヤルリバプールGC=パー71)
25位で出た松山英樹は2バーディー、ボギーなしの69でスコアを二つ伸ばし、通算2アンダーで17位に浮上した。首位とは10打差で、ホールアウト後の中継局インタビューでは「伸ばしたらチャンスがあるんじゃないかなと思ったが、少し伸ばしきれなかったので残念だった」と振り返った。
「いいプレーはできたかなと思う」と言うように、ボギーフリーでピンチらしいピンチもなかった。中盤まではほとんどのホールでフェアウエーをとらえ、パーオンできなかったのは1ホールだけ。入れたい距離のパットがことごとく決まらなかった。
3番パー4で第2打をピン奥4メートルにつけて最初のバーディーを奪ったがその後は、カップをかすめる場面が連続。7番は5メートル、8番は2・5メートルが決められず、11番パー4は5・5メートルが届かない。14番パー4で4メートルを沈めて2個目のバーディーと奪ったが、終盤も17番で5メートル、18番で6メートルが入らなかった。
最終日に向けては「OKバーディーみたいな感じは、このコースで求められない。5、6メートルがポンポン入ってくれないと、チャンスはないと思う。まずきょうみたい(な距離)につけられるようにして。そこからしっかりとラインを読んで、ちゃんとヒッティングできるように頑張りたい」と話した。
日本勢では70で回った星野陸也が通算1オーバーで41位。通算12アンダーに伸ばしたブライアン・ハーマン(米国)が首位を守った。キャメロン・ヤング(米国)が7アンダーで2位。この日63をマークして八つ伸ばしたジョン・ラーム(スペイン)が6アンダーで3位につけた。