松山英樹 通算3アンダー13位に手応え 「自然に合わせたゴルフができた」 6週間連続のプレーへ腹をくくる
「男子ゴルフ・全英オープン選手権・最終日」(23日、ロイヤルリバプールGC=パー71)
松山英樹(31)=LEXUS=は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70でスコアを一つ伸ばし、通算3アンダーで13位だった。星野陸也は77と崩れ、通算7オーバーの60位。首位から出たブライアン・ハーマン(米国)が70にまとめて通算13アンダーでメジャー初優勝を果たした。米ツアー通算3勝目。
強い雨風の中、4番でダブルボギー、7番でボギーと落としながら崩れなかった。松山は9番パー3で奥から5メートルを沈めてバーディーを奪うと、後半の11、12番は第2打を2メートルほどにつけて連続バーディー。16番でも4メートルを決めてスコアを伸ばした。
「自然に合わせながらというゴルフが今回はできた。完成された形ができるようになったら、もっと上位を狙える」。早くも1年後への手応えを口にした。
今後は年間ポイントランキング30位までの選手による最終戦、ツアー選手権(8月)が目標。現在は54位。出場へは試合でポイントを稼がねばならず「今週トップ10に入っていれば、再来週は休もうかと思っていたけど、そうもいかなくなった。最後まで戦い抜けるように頑張る」。今大会からツアー選手権まで6週連続のプレーへ腹をくくった。