女子ゴルフ 渋野日向子が3カ月、6戦ぶり予選通過「なんとかまあ耐えられた」 エビアン選手権
「米女子ゴルフ・エビアン選手権・第2日」(28日、エビアン・リゾートGC=パー71)
64位で出た渋野日向子が2バーディー、3ボギーの72でスコアを一つ落としたが、通算2オーバーの39位で決勝ラウンドに進んだ。渋野の予選通過は4月末のJMイーグルLA選手権以来。自己ワーストを更新中だった日米での連続予選落ちを5試合で止めた。
難しいピンポジションと強風。最後まで粘り強くプレーし、順位を上げ、中継局のインタビューでは「ゴルフもそうだし、気候もそうだし、コンディションもかなりハードだったので、すごく疲れる一日ではあったが、なんとかまあ耐えられたかな」と息をついた。
出だしの1番パー4は第3打のアプローチが2メートル半も残ったが、これを沈めてナイスパーセーブ。8番パー3は3メートルのパーパットを決めるなど大崩れしなかった。
後半も16番パー3は第1打をグリーン奥のクリークの際まで外したが、第2打を2メートルにつけてパー。最終18番パー5も4メートルを沈めてパーで切り抜けた。
「風の割にはよく耐えたかなとは思う。やばいところに行くショットも多々あったが、なんとかしのいでしのいでっていう感じで。バーディーチャンスについたのがなかなか決まらないので、我慢のゴルフがずっと続いてしまったが、最後まで集中を切らさずにできたのはよかった」
何よりは週末をコースで過ごせること。「久しぶりに4日間戦える。あと2日は全力で頑張りたい」と笑顔で話した。