青木功会長 夢の年間30試合に手応え 男子ゴルフの試合数が増えていくかも
10月5日から4日間開催される国内男子ツアー「ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント2023」の記者発表が31日、大会会場でもある兵庫県三木市の三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースで行われ、日本ゴルフツアー機構の青木功会長(80)らが出席した。
「アジアパシフィックダイヤモンドカップ」から名称が変わって今季から開催。会場も昨年蟬川泰果が制した日本オープンの舞台だった三甲GCジャパンC。「このコースは短いがトリッキー。蟬川君が突き抜けて勝ったけど他の選手も勝てるコース」と好勝負を期待した。
8月3日から「横浜ミナト・チャンピオンシップ」(横浜CC)が新規大会として開催され、今季26試合となった男子ツアー。新型コロナの影響もあり、大会スポンサーから降りたいという企業が増えたが、青木会長は「辞めないでください」と訴えていたという。そんな中、ACNが新スポンサーとして名乗り出てくれたことに感謝し「男子ツアーに魅力を感じてやってくれたと思いたい」とうれしそうに語った。
大会数維持に尽力していた青木会長だが、ここに来て好転している模様。「もうちょっとすればあと2、3試合は増える、30試合になる目安はついている。どことどことかは言えないけど」と明かし、「私が会長の時に30(試合)に持って行くのが夢だったので。それがかなうような形になりつつある」と語った。