畑岡奈紗 メジャー初制覇ならず失速3位 ピンチでの粘り強さ不足 悲願は2週間後の全英優勝へ

 「米女子ゴルフ・エビアン選手権・最終日」(30日、エビアン・リゾートGC=パー71)

 2位から出た畑岡奈紗(24)=アビームコンサルティング=は72で回り、5位から出て70だった笹生優花とともに通算7アンダーで首位と7打差の3位となった。セリーヌ・ブティエ(フランス)がメジャー初制覇。古江彩佳は36位、山下美夢有は48位、勝みなみは53位、渋野日向子は59位だった。

 畑岡が最終日に失速した。メジャー初制覇を目指したが、勝負弱さを再び露呈し「セリーヌ(ブティエ)に追い付けなくても2位で終われるゴルフはしたかった」と硬直した表情だった。

 足りなかったのは、ピンチでの「粘り強さ」。地元のブティエとの最終組で、相手の好プレーのたびにギャラリーから大歓声が上がった。自らはミスを重ね、14、15番は打球が左右にぶれ連続ボギー。「不安を感じていたショットでミスが出てしまった」と嘆いた。

 3週前には最終日を単独トップで迎え4位となった全米女子オープンの激闘。その後、一時帰国し静養したが、ゴルフの調子は良くない状態で今大会を迎えたという。それでもメジャー2戦連続でトップ10入り。2週後の全英女子オープンでは「目指すところは優勝だけ」と悲願に挑む。

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