鈴木愛 復活劇を導いた自立性の成長「今までは人任せだったけど、一人でやるようになって良かった」

 「女子ゴルフ・北海道meijiカップ・最終日」(6日、札幌国際CC島松C=パー72)

 首位から出た元賞金女王の鈴木愛(29)=セールスフォース=が5バーディー、ボギーなしの67をマークし、大会レコードタイの通算15アンダーで、2021年7月の資生堂レディース以来2年ぶり、ツアー通算18勝目を挙げた。そこでデイリースポーツは優勝へと返り咲いた鈴木愛の復活劇の要因について迫る。

  ◇  ◇

 鈴木の復活劇の要因は自立性の成長にある。プロ2年目の2014年から毎年のように優勝を重ねてきたが、母の美江さんは「昔はトレーニング大っ嫌いって感じで」と苦笑い。しかし、最近は娘の尻をたたいて練習させることもなくなったという。

 昨年は師事していたコーチを、今年はつけず。「今までは言われたことをただやっているだけ」だったスイングの組み立てを自分で考え、練習メニューもトレーナーと自身の意見をまじえて作るようになった。

 試行錯誤に走る日々に、鈴木は「今までは人任せだったけど、一人でやるようになって良かった」という。当然、自立には苦労も伴ったが「今はすごく楽しい」と充実感にあふれている。(デイリースポーツ・中谷大志)

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