「女子ゴルフ・ＡＩＧ全英女子オープン・最終日」（１３日、ウォルトンヒースＧＣ＝パー７２）

　海外メジャー初挑戦の１９歳、桜井心那はバーディーなし、３ボギーの７５でスコアを三つ落とし、通算５オーバーで大会を終えた。

　２番パー４でボギーが先行。後半も１３番パー４をボギーとし、最終１８番パー４でも落とした。ホールアウト後の中継局インタビューでは「一日中、風も強くてドライバー、ファーストショットから、あまりうまくいかないことが多かった。結構、ブッシュに入ってスコアを作れなかったのと、バーディーパットが全然入らなくて一日中、苦しい感じだった」と疲れた様子で振り返った。

　それでも急きょ出場が決まった大会を４日間、戦い抜いた。「レベルが高い。こういう難しいコンディションでも強い選手は上にいる。やっぱりアンダーパーを出せる選手が強い選手。いい目標ができたというか、今後また頑張っていけそう」と新たなモチベーションになった。

　プロ２年目の今シーズンは国内レギュラーツアーに本格参戦し、すでに２勝。将来的な米ツアー挑戦も公言する。「今回初めて海外メジャーに出て、やっぱりこういう大会で優勝したいなとあらためて思った。自分に足りないところも明確になったし、今後こういう大会で優勝できるような選手になりたい」と言い切った。