畑岡奈紗 堅実プレーで首位と5打差9位 悲願メジャー制覇へ「可能性ある」

 「女子ゴルフ・AIG全英女子オープン・第3日」(12日、ウォルトンヒースGC=パー72)

 畑岡奈紗(24)=アビームコンサルティング=が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算4アンダーで首位と5打差の9位につけた。2位で出た勝みなみは74と二つ落として3アンダーの14位。西村優菜と岩井明愛が1アンダーで17位となった。古江彩佳、山下美夢有、桜井心那、吉田優利が2オーバーで44位。西郷真央は70位、川崎春花は73位。チャーリー・ハル(英国)とリリア・ブ(米国)が9アンダーで首位に立った。

 何とか最終日につなげた。「秒単位で風の向きが変わる感じがして、読むのが難しいところもあった」という強風の中で、畑岡が「パーをできるだけ重ねていこう」と堅実なゴルフを展開。2番でボギーが先行したが、6、8番をバーディーとして流れをつかんだ。

 「8番はすごくいい距離(のパット)が決まってくれた。感覚的にはそんなに悪くない」とグリーン上の手応えは十分。「ティーショットが少し不安な点がある」というが、あと1日を残すだけだ。

 7月のメジャー2戦は全米女子オープン選手権が、首位で迎えた最終日に崩れて4位。エビアン選手権も3打差2位で迎えた最終日に追い上げられず3位に終わった。これが今年最後のチャンスだ。

 首位とは5打差で「追いかける立場だが、自分のプレーに集中することでいい結果につながればいい」。悲願のメジャー制覇へ「6打差以内なら全員に可能性がある。最後まであきらめず、1ホールずつチャンスにつけて決めていくだけ」と自分に言い聞かせた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス