馬場咲希が2カ月ぶりの国内戦「結果を求めすぎた」悔しい海外メジャー経験糧にプロテストへ照準
「女子ゴルフ・ニトリ・レディース」(24日開幕、小樽CC=パー72)
アマチュアの馬場咲希(18)=東京・代々木高=が、6月の宮里藍サントリー・レディス以来、2カ月ぶりの国内ツアーに参戦する。23日はコースの練習場で最終調整を行った。
サントリー・レディース以降、全米女子オープン、エビアン選手権、AIG全英女子オープンと海外メジャー3大会に出場。しかし、いずれの大会も予選落ちだった。
昨年8月の全米女子アマ以前はジュニアの戦いを主戦場としていた馬場。快挙達成によって国内、海外問わず大舞台で戦うことが多くなった期待の大物アマは「いま海外メジャーやここの試合に出させてもらってるのは、去年の(全米女子アマ優勝前の)時点だったらありえない話。しょうがないかなと思うけど」と結果を受け止める一方で、「自分的には全米アマ優勝してチャンスをもらってるので、結果を出したいっていう気持ちが大きかったから、そう考えると悔しい」と率直な胸の内も明かした。
伸び盛りの18歳。海外メジャーに参戦しながらも、まだまだ発展途上。それだけに、海外でもスイング面やアプローチなど、試したかったことは多々あった。ただ、大舞台を前にして「海外メジャーってなると、それを全部試すのはできなくて、自分の中でもちょっと結果を求めすぎてしまった」とそれどころではなかった。
反省を踏まえて、また気持ちを新たにした。「今週からは試したいと思ったことを色々やって、どういう結果になるかを集めてプロテストに」。今季の海外メジャーが終わり、目線はプロテスト合格へと向いている。