男子ゴルフ 43歳の宮里優作が首位タイで最終日へ 6年ぶり優勝へ「攻めていきたい」 Sansan・KBCオーガスタ

 14番でティーショットを放つ宮里優作
 2年ぶり、通算30回目の最終日最終組に入った宮里優作
 ギャラリーの妨げにならないよう、しゃがんで同組選手のショットを見る宮里優作
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 「男子ゴルフ・Sansan・KBCオーガスタ・第3日」(26日、芥屋GC=パー72)

 19位で出た43歳の宮里優作が1イーグル、6バーディー、1ボギーの65をマークしてスコアを七つ伸ばし、通算14アンダーで小林正則、宋永漢(韓国)とともに首位に並んだ。宮里の首位は一昨年6月のASO飯塚チャレンジド第1日以来。

 宮里は2番でボギーが先行したが、4、6番のバーディーで挽回。9番パー5では残り256ヤードの第2打を5番ユーティリティーで11メートルにつけてイーグルを奪い、三つ伸ばして前半を折り返した。

 後半も17番パー3は4メートル、18番パー5は2メートルを沈めて連続で締めるなど4バーディー。持ち球がフェードで「ドローボールを打たないといけないことが多く、あまり得意ではなかった」という芥屋GCを「苦手意識を消して『これくらいでいい』という感じで攻めている」と完璧を求めすぎずに攻略した。

 47歳の小林と首位に並ぶなど、今週はベテランも上位を争う展開。「若手のおかげ。ああいう飛距離は出せないが、刺激になっている」と今季、活躍がめざましい20代前半の選手に感謝する。

 「いかに省エネで回れるか。集中力を切らさない程度にいくか。正確性と経験を武器に戦うしかないので」。今の自分にできる戦い方を再確認するきっかかになった。

 首位で最終日を迎えるのは、最後に優勝した17年の日本シリーズJTカップ以来。「サンデーバックナインはある程度、攻めていきたい」。6年ぶりの通算8勝目を目指す。

 1打差の4位は永野竜太郎と鈴木晃祐。金谷拓実が通算12アンダーで6位、鍋谷太一ら4人が11アンダーで7位で続いた。昨年覇者の河本力と石川遼は8アンダーで17位。賞金ランキング1位の中島啓太は6アンダーで30位だった。

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