大西魁斗が今季国内ツアー初出場 大会連覇へ「楽しめたら」 フジサンケイ・クラシック

 「男子ゴルフ・フジサンケイ・クラシック」(31日開幕、富士桜CC=パー70)

 前年覇者の大西魁斗が30日、プロアマ戦に出場するなどして最終調整した。今季は米下部ツアーに挑戦し、国内ツアーはこれが初出場。大会連覇へ「自分のできることをやって、ディフェンディングチャンピオンとして試合を楽しめたら」と話した。

 米下部ツアーは21試合に出場し、年間ランク100位。予選突破が8試合でトップ10が1度で「思ったよりも結果が出ていないのは辛かったが、ゴルフのキャリアは長い。いろんな新しい経験できているのはよかった」と表情は暗くない。

 これが米国から続く16連戦目。「体は正直つらい。右膝も結構痛くてテーピングしている」と歩行時に痛みはある。それでも「今年は自分の限界を知りたい。ゴルフの状態は悪くはない。今週はプレーするのが楽しみ。体は痛くても、ゴルフはしたいと思う」と気持ちは前向きだ。

 バイキング形式だった29日夜の前夜祭では、久しぶりに日本の食事を堪能。担々麺のほかに、通常は試合の週は生ものを食べないのに「おすしが置いてあったんで食べてしまった。でもきょうのおなかの調子は大丈夫かな」と笑顔だ。

 今週は日本で磨いたショットの精度に加え、グリーン周りの難易度が高い米下部ツアーで「今年学んだショートゲームを生かせれば」。再来週からの米下部ラスト3試合と、その後の同ツアー来季出場権をかけた予選会へ向けても実りの多い1週間にする。

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