前年覇者の川崎春花は尊敬の同期・桜井心那と同組「心那ちゃんと一緒に良いプレーができるように」

 プロアマ戦でティーショットを放つ川崎春花
 プロアマ戦でティーショットを放ちボールの行方を追う川崎春花
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 「女子ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」(7日開幕、パサージュ琴海アイランドGC=パー72)

 昨年大会を制した川崎春花(20)=村田製作所=が6日、プロアマ戦に出場し、アウトコース9ホールを回って最終調整を行った。

 プロ1年目まだ19歳だった昨季、地元・京都で行われた同大会を制し、記録にも記憶にも残るプロ初優勝を果たした大会。「自分でも信じられない優勝してからもう1年経ったんだなってすごく早く感じます。去年優勝できてからその後も毎週試合に出させてもらえるようになって、またその後も勝てたりした。自分も周りの環境も変わることができた」とトッププロの仲間入りを果たせた一方で、「その面で自分自身にプレッシャーを与えてしまったりしてる」と振り返る。それだけに「今は伸び伸びできるようにしたい」と平常心でプレーすることを望む。

 今季は2度の3位があるものの、まだ未勝利。直近3戦で2度予選落ちをしていた。不調の原因はテイクバック時に「体全体が回りすぎてて、下半身と上半身の差が大きかった」と体がうまく連動していなかった。それも3週前からスイング指導を受け、改善できた。「ショットもパットも良い感覚が出てて、今週は去年優勝できたからとかではなくて、ひとつの試合として良い状態で臨める」と笑顔を見せた。

 初日は申ジエ、桜井心那と同組。桜井とは佐藤心結も交えて、今年1月にはパサージュ琴海で4日間の合宿も行った。互いに『はるちん』『ここなっつ』と呼び合う仲の良い同期だが「去年のステップでも優勝争いをしてるし、一緒に戦ってきた中ですごい練習するし、ゴルフに対して真剣。勝つ選手だと思うし、友達として尊敬しています」と感心。「明日から一緒にプレーできるのはうれしいし、心那ちゃんと一緒に良いプレーができるように私も頑張りたい」と意気込んだ。

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