「男子ゴルフ・シンハンドンヘ・オープン・第２日」（８日、クラブ７２オーシャンＣ＝パー７２）

　１２２位で出た岩崎亜久竜が１０バーディー、１ボギーの６３をマークしてスコアを九つ伸ばし、通算７アンダーで終えた。ホールアウト時点で暫定１０位。

　２番パー４でバーディーを奪うと、６番パー４では２メートルを沈めるなど７番まで６連続。後半は１２番パー３でボギーが先行したが、直後の１３番パー５、１４番パー４で連続バーディー。さらに２バーディーを加えた。

　１日で９打もスコアを伸ばし「予選を通過できるかわからなったので、一個一個大事に。流れも悪くなかったので、ボギーの後にバーディー、バーディーでよかった」。もっと伸ばせたかと問われ「もう無理！」と言って笑った。

　昨季日本ツアーの賞金ランキング３位に入り、欧州ツアーの出場権もつかんだ。日欧ツアーを並行する今季はなかなか結果が出ず「久しぶりに予選を通過した」と決勝ラウンドに進むのは５月の欧州ソウダル・オープン（ベルギー）以来だ。

　「きょうはパターとウエッジがよかった。１００ヤード以内が」とショートゲームで稼いだスコア。「メンタル的にはだいぶ。やっと予選通過できたので」と取り戻した自信とともに残り２日間を戦う。