「男子ゴルフ・シンハンドンヘ・オープン・最終日」（１０日、クラブ７２オーシャンＣ＝パー７２）

　９位で出た中島啓太（２３）＝フリー＝が１イーグル、６バーディー、２ボギーの６６でスコアを六つ伸ばし、通算１７アンダーで日本勢最上位の３位に入った。高君宅（韓国）が通算１９アンダーで並んだ２人によるプレーオフを制し優勝。日本勢では６４を出した平田憲聖が通算１５アンダーで９位、石川遼と時松隆光が１４アンダーで１１位。阿久津未来也と永野竜太郎が１３アンダーで１９位だった。

　後半４バーディーの追い上げも、２打届かなかった。中島は「（７１だった）初日の出遅れさえなければ優勝も狙えていたかもしれない。本当に悔しい」と話した。３位タイの賞金７２４万４１６０円を加え、今季獲得賞金は１億円を突破。金谷拓実を抜いてランキング１位に返り咲いた。次戦は欠場予定で「トレーニングして、この調子で次からも全力でプレーしたい」と２１日開幕のパナソニック・オープンを見据えた。