日本ゴルフ協会（ＪＧＡ）は１１日、オープンゴルフ選手権に向けてのオンライン記者会見を行い、米ツアー通算１４勝で元世界ランキング１位のアダム・スコット（４３）＝オーストラリア＝が、１０月１２日から開催の日本オープン選手権（茨木ＣＣ西Ｃ）に出場することを発表した。

　スコットが同大会に参戦するのは２年連続７回目。協会を通じて「日本のワールドクラスのゴルフファンの前でプレーできることをいつもワクワクしています。日本は、ゴルフコースの中でも外でも私にとって最も楽しい思い出が詰まった場所です。日本オープンは毎回選手たちに本当の試練を与えるセッティングで、今年の茨木カンツリー倶楽部でも同様だと確信しています。来月皆さんとお会いできるのを楽しみにしています」とコメントした。

　また、同会見では勝みなみが大会２連覇中の日本女子オープン（９月２８日・芦原ＧＣ）を欠場することも発表された。勝はビデオメッセージを寄せ、「ＵＳＬＰＧＡ（米女子ツアー）の試合と重なってしまい、ギリギリまで悩みましたが、ＵＳＬＰＧＡのツアーに出場することを選択しました。ＵＳの方のシード権がギリギリなので、シード権を獲得するために選びました」と語った。