鳥海颯汰 ツアーデビュー戦で暫定6位発進「めっちゃ楽しかった」
「男子ゴルフ・ANAオープン・第1日」(14日、北海道札幌GC輪厚=パー72)
降雨によるコースコンディション不良のため75人がプレーを終了できずサスペンデッドとなった。北海道出身でツアーデビュー戦の鳥海颯汰(22)=桂GC=が5バーディー、1ボギーの68で回り、暫定首位と3打差の暫定6位につけた。通算3勝の時松隆光が8バーディー、1ボギーの65を出し暫定首位に立った。2打差の暫定2位は香妻陣一朗、清水大成、吉田泰基、ショーン・ノリス(南アフリカ)。
推薦出場の鳥海が地の利を生かした。最初の10番は30ヤードのチップインバーディー。13番は約10メートルのラインを読み切り、14番では残り100ヤードを1メートル弱に寄せて連続バーディー。好発進し「初めてのツアーはめっちゃ楽しかった」と振り返った。
3歳でゴルフを始め、中学1年の冬にオーストラリアへの3週間のゴルフ留学をきっかけにプロになる将来の道を決めたという。音更高時代の2018年に北海道高校選手権を制した22歳は「アグレッシブで人が見て盛り上がるようなゴルフをしたい」とモットーを掲げた。