蟬川1日34ホールで12バーディー 疲れを見せず「今週は勝てそう」

 「男子ゴルフ・ANAオープン・第2日」(15日、北海道札幌GC輪厚=パー72)

 前日から持ち越された第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、58人が終了できず日没サスペンデッドとなった。今季2勝目を狙う今平周吾(30)=ダイヤ=が通算10アンダーの134で暫定首位。2打差で蟬川泰果、石川遼、宋永漢(韓国)が暫定2位に並んだ。金谷拓実は谷原秀人らとともに通算7アンダーの暫定5位。

 初日はわずか2ホールしか消化できなかった蟬川は残り16ホールを6バーディー、1ボギーでプレー。続く第2ラウンドも6バーディー、2ボギー。1日で34ホールを回り、何と12バーディーを決めた。「こんなに回ったのは学生の時以来。新鮮です」と疲れも見せずに語った。

 前週、パターのライ角が合っていないことに気づいた。修正すると、第2ラウンドでは2~3メートルのパットが次々と決まった。「毎日4アンダーを目指しているが、それ以上行けそうな感じもする。今週は勝てそうな雰囲気があります」と自信ありげだ。現在、賞金ランクは3位。1位の中島啓太は今週出場していない。「中島選手が休みなので、しっかり上位に入って差を縮めたい」と言い切った。

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