鶴岡果恋 驚異の9バーディーで3打差2位浮上 初Vへ「明日もパターは絶対にショートしない」

 「女子ゴルフ・住友生命レディース東海クラシック・第2日」(16日、新南愛知CC美浜C=パー72)

 24位で出た鶴岡果恋(24)=明治安田生命=が9バーディー、2ボギーの65でスコアを七つ伸ばし、通算10アンダーで首位と3打差の2位に浮上した。自身3度目の最終日最終組から逆転でのプロ初優勝を目指す。岩井明愛が68をマークし、通算13アンダーで首位を守った。2位は鶴岡とイ・ミニョン(韓国)、稲見萌寧、山下美夢有。アマチュアの馬場咲希(東京・代々木高)は通算4オーバーで予選落ちした。

 3番パー5で1・5メートルを沈めたのが、バーディーラッシュの合図だった。鶴岡は2オンに成功した5番パー5からの3連続も含め、計9バーディー。スコアを七つ伸ばし「内容的には最近の中では一番いいゴルフだった」と胸を張った。

 昨年まで3年連続予選落ちした大会だが、今回は「練習ラウンドからいいイメージがあった。もしかしていけるかもと思っていた」。キャディーを務めてくれる重田栄作コーチとのスタート直前のやりとりも奏功した。

 その日の目標を聞かれ、2日間とも「パターは絶対に打ち切る」と回答。前週の日本女子プロ選手権と比べ、重いグリーンに対応した。

 首位で3日目を終えた4月のヤマハ・レディース葛城以来、3度目の最終日最終組。前回は崩れて13位に終わったが「明日もパターは絶対にショートしないという目標でいきたい」。初シード獲得を目指して戦うプロ6年目。初優勝への思いを込めてパターを打ち切る。

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